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奨励論文賞
第1回(2001年度)
加藤彰彦1998「夫婦形成タイミングに対する定位家族構造の効果とそのコーホート間変動―NSFHデータにみる米国家族変動の一側面」『家族社会学研究』10 (2) : 111-127.
第2回(2003年度)
末盛慶2001「母親の就業は子どもに影響を及ぼすのか―職業経歴による差異」『家族社会学研究』13 (2): 103-112.
第3回(2005年度)
平井晶子2003「近世農村における世帯の永続性―歴史人口学的分析」『家族社会学研究』15 (1): 7-16.
第4回(2007年度)
該当なし
第5回(2010年度)
野田潤2008「『子どものため』という語りから見た家族の個人化の検討―離婚相談の分析を通じて(1914~2007)」『家族社会学研究』20 (2): 48-59.
第6回(2013年度)
久保田裕之2011「家族福祉論の解体ー家族/個人の政策単位論争を超えて」『社会政策』3(1): 113-123.
第7回(2016年度)
知念渉 2014 「『貧困家族であること』のリアリティ―記述の実践に着目して」『家族社会学研究』26(2): 102-113.
余田翔平 2014 「再婚からみるライフコースの変容」『家族社会学研究』26(2): 139-150.
第8回(2019年度)
本多真隆 2017 「近代日本における『家』の情緒―1890~1910年代における伝統的家族像の形成」『社会学評論』68(3): 424-441.
第9回(2022年度)
栗村亜寿香「戦後日本における家族の民主化論の検討――家族成員の自律・対話と親密性の両立可能性に関する試論」『家族社会学研究』32(2): 143-155.
斉藤知洋「シングルマザーの正規雇用就労と経済水準への影響」『家族社会学研究』32(1): 20-32.
渡辺泰正「配偶者との交際期間と同棲経験が結婚満足度に及ぼす影響」『家族社会学研究』32(2): 131-142.
奨励著書賞
第1回(2018年度)
三部倫子 『カムアウトする親子―同性愛と家族の社会学』(御茶の水書房、2014年6月)
中島満大 『近世西南海村の家族と地域性―歴史人口学から近代のはじまりを問う』(ミネルヴァ書房、2016年3月)
第2回(2021年度)
税所真也 『成年後見の社会学』(勁草書房、2020年2月)
戸江哲理 『和みを紡ぐ―子育てひろばの会話分析』(勁草書房、2018年2月)
野辺陽子 『養子縁組の社会学―〈日本人〉にとって〈血縁〉とはなにか』(新曜社、2018年2月)
本多真隆 『家族情緒の歴史社会学―「家」と「近代家族」のはざまを読む』(晃洋書房、 2018年2月)
第3回(2024年度)
三品拓人『児童養護施設のエスノグラフィー ―「実践」からみる子ども生活の社会学』(勁草書房、2023年12月)
孫詩彧『家事育児の分担にみる夫と妻の権力関係―共働き家庭のペアデータ分析』(明石書店、2022年7月)